"The Cucumber Book, 2nd Edition"を読んだ

“The Cucumber Book, 2nd Edition”を読んだ。

ビヘイビア駆動開発のためのテストツール、cucumberの解説書である。

私が初めて読み通した英語の書籍が、確かこの本の1st Editionだったと思う。1st Edtionと2nd Editionの違いは、各種ツールの最新版(cucumber 2.4、Rails 5、RSpec 3.5)に対応した点のみのようである。

cucumberの特徴は、Gherkinと呼ばれるシステムの振る舞いを記述する書式である。cucumberはGherkinを解釈して自動的にテストを実行する。

Gherkinは、プログラム言語よりも一般言語に近く、ノンプログラマが読み書きできるように設計されている。そこで、システムの開発者=プログラマではなく、システムの利用者=顧客、プロダクトオーナーにGherkinの仕様を書いてもらうことで、仕様の齟齬をなくし、受入テストを自動化してしまおうというのがcucumberの思想である。

現実のプロジェクトに適用するには相当の面倒を伴うと思うが、まずは開発者がビヘイビア駆動の考え方を学ぶ教材として、優れたツールだと思っている。

TDD、BDD系の書籍は写経しながらテストを実行して、自分で結果を確認できるのが楽しい。言語はRubyだし、息抜きとしてさらっと読むことができた。