2020年のITインフラ・運用業界で来るキーワード

2020年のITインフラ・運用業界で来るキーワード

O’Reillyのメルマガ、Infrastructure and Ops Newsletterで「What’s ahead for infrastructure and ops in 2020」という、2020年に来るキーワードを紹介する記事を読みました。挙げられていたのは次の8つでした。

  • Kubernetes
  • Microservices
  • Service meshes
  • Observability
  • SRE
  • Security
  • Serverless
  • AIOps

それぞれの概要を適宜ウェブで検索しながら自分なりにまとめました。


Kubernetesはコンテナオーケーストレーションツール。コンテナの管理を自動化し、アプリケーションのスケーラビリティと高可用性、柔軟性を担保し、高いポータビリティを実現する。

Microservicesはアプリケーションを小さなサービスに分割し、サービス間を疎結合にするアーキテクチャ。サービスごとに独立して開発、デプロイできる。開発生産性を高め、アプリケーションの更新を容易にするメリットがある。

Service meshesは、Microservicesのサービス間通信の複雑性を吸収する仕組み。Istio、Linkerd、Consulなどのツールが存在する。

ここでいうObservabilityは、マイクロサービス化したアプリケーションの全体を把握するための監視を行うこと。LightStep、Datadog、HoneyCombなどベンダーサービスの他、オープンソースのOpen Telemetryも要注目。

SREは、googleのアクティビティから始まったIT管理ロールの考え方。

Securityの世界ではプライバシーへの注目が集まっている。GDPRやCalifornia Consumer Privacy Actなど、世界的な規制の広がりに注意が必要。

Serverless、2014年のAWS Lambdaに続き、Google Cloud Function、Microsoft Azure Function、IBM OpenWhiskなど大手クラウドベンダーのFaaSサービスが出そろった。

AIOps、AIを活用したIT管理、インテリジェントアラート、脅威検知など。


8つのキーワードの中でMicroservicesが全体の中心に位置付けられていると感じました。マイクロサービスの実行基盤となるコンテナ、サーバーレス。サービス間通信の課題を解決するサービスメッシュ。マイクロサービスに対応する監視のあり方、エンジニアの役割。そして、それらに加えて、引き続き重要なセキュリティと、新しい技術としてのAIという位置づけでしょうか。

個人的にはKubernetesとIstioを深掘りしたいと思っています。