2019年8月5日開催の「JAWS-UG 初心者支部#19 コラボ勉強会!」に参加しました。7月30日のX-Tech JAWS & JAWS UGアーキテクチャ専門支部コラボ勉強会に続いてJAWS-UG系の勉強会は2回目です。
すっちぃ on Instagram: “JAWS-UGステッカーをもらった。#jawsug”
勉強会全体について
今回はエンタープライズSIの空気を強く感じました。登壇者は4セッションのうち2セッションが国内大手SIの方でした。登壇者以外の参加者もスーツの方が多かったようです。個人的には懐かしいなぁと感慨深い気持ちでした。
先週参加した「X-Tech JAWS〜」はWeb系事業会社の空気が強かったことと比べて雰囲気の違いを感じました。JAWSの中でも支部や会によって空気の違いがあるのだなと興味深く思いました。
個別のセッションについて
個別のセッションのまとめと感想です。
1. AWSはじめの一歩と学びのススメ AWSJ 高橋さん
前半はAWSの紹介、後半は求められるエンジニア像とAWSの学び方のお話でした。
大河ドラマ「いだてん」田畑政治のようなハイテンション・マシンガントーク。しかし分かりやすい。用語の公式定義がスラスラと出てくるのがすごかった。製品クオリティのセッションを無料で聞くことができて得した気分になりました。
求められるエンジニアの話を興味深く聞きました。
- ITエンジニアは人材不足。中でもクラウド人材、AWS人材は不足している。
- AWSは、コードで構成を書き下せることも強み。
- それらを生かすためにコードを書く力が必要。
- AWSを使いこなすには、インフラを理解しコードを書けるフルスタックエンジニアが求められる。
- スキルの証明にはAWS認定がおすすめ。
よし、このストーリーをそのまま職務経歴書の自己PRに使わせてもらおう。
勢いの良いトークにアジテートされました。
2. こわくないW-Aレビューのすすめ Security-JAWS 大竹さん
Well-Architectedフレームワークの紹介とW-Aレビューを実務で実施するコツのお話でした。
- Operational Excellence / もっとも重要なことを明確にすることが大事。ランキング形式で順位をつける。
- Security / インシデントレスポンスを定義することは重要。定義されていないケースが多々見受けられる。
- W-Aレビューのタイミングは要件定義時点がおすすめ。しかし、すでに運用開始している中でやるのも十分効果がある。
3. AWSで学ぶIoTの初歩 JAWS IoT支部 大口さん
IoT支部の大口さんからご自身のAWSとの関わり、AWSのIoT関連トピック、おすすめの書籍の紹介など。
- 業務ではEC2ばかりだが、ホビーでIoT Core、AWS CLI、AWS Connectを触っている。
- ロールとポリシーはAWS学習時のハマりポイント。
- おすすめ書籍「コンピューターはなぜ動くのか」「ポートとソケットがわかればインターネットがわかる」。スラPy、JSの絵本。IoTをやるにはLinuxのコマンドリファレンスがあると便利。
ホビーと業務をうまくバランスされているなと思いました。
4. コミュニティで人生が変わったお話 JAWS東京支部/横浜支部 田尻さん、小深田さん
コミュニティ参加で人生が変わったお二人からコミュニティ参加のすすめのお話でした。
- コミュニティをきっかけに海外イベントで登壇。転職。
- SNSのつながりが増えて、情報が集まるようになった。
まとめ
今後のイベント
今後のイベントについていろいろと情報があったのでまとめておきます。
公式イベント
- 2019年10月 AWS Innovate Online Conference
コミュニティイベント
- 2019年8月20日 JAWS IoT支部
- 2019年8月28日 Security-JAWS
- 2019年9月26日 JAWS-UG 東京支部
- 2019年9月下旬 JAWS-UG 横浜支部 / テーマはサーバレスで登壇者募集中
- 2019年10月21日、22日 /Serverless/DAYS/TOKYO
以上です。