succi0303 blog

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DeskMeetでメモリに余裕のある小型サーバマシンを自作する

DeskMeetをベースにメモリ容量に余裕のある小型PCを自作しました。

DeskMeetはASRockのベアボーンPCキットです。小型の筐体に、マザーボードと電源があらかじめ組み込まれています。マザーボードMini-ITXの専用品で、DDR4-3200 DIMMのメモリスロットが4基あり、最大で128GBのメモリを搭載できます。

Proxmox VEをインストールして仮想化基盤サーバとして使うために、メモリ128GBの小型機として製作します。

パーツ構成

グラフィックボードは搭載せず、CPU内蔵グラフィックを使用します。

ベアボーンキット: ASRock DeskMeet B660

128GBのメモリを搭載できる小型機として選定しました。

CPU: Intel Core-i5 13500

Core-i5の中でコア数の多い13500を選定しました。

CPUクーラー: Noctua NH-L9i-17xx

静穏性を考慮してNoctuaにしました。同型でオールブラック仕様のchromax.blackがあります。DeskMeetでは外から見えないため通常色にしました。

メモリ: SanMax DDR4-3200

パソコンショップで32GBx4のセット品を購入しました。

ストレージ: Kingston SSD NV2 2TB PCIe Gen 4.0 x4

遠慮なく仮想マシンを起動するために余裕をもって2TBにしました。

組み立て

DeskMeetのマニュアルにしたがって組み立てます。特に難しいことはありません。

最初の電源投入時、UEFIが表示されるまでかなり待ちました。組み立てミスを疑う気持ちがわきましたが、結局は少し待つだけで解決しました。

運用状況

予定通り、Proxmox VEをインストールして仮想化基盤サーバとして運用しています。

Core-i5 13500のCPU温度は40度程度で安定しています。負荷をかけても60-70度程度で問題ない範囲です。デスク横のラックに配置しています。CPUクーラーのファン回転音は耳を澄ますとかすかに聞こえる程度です。