DeskMeetをベースにメモリ容量に余裕のある小型PCを自作しました。
DeskMeetはASRockのベアボーンPCキットです。小型の筐体に、マザーボードと電源があらかじめ組み込まれています。マザーボードはMini-ITXの専用品で、DDR4-3200 DIMMのメモリスロットが4基あり、最大で128GBのメモリを搭載できます。
Proxmox VEをインストールして仮想化基盤サーバとして使うために、メモリ128GBの小型機として製作します。
パーツ構成
グラフィックボードは搭載せず、CPU内蔵グラフィックを使用します。
ベアボーンキット: ASRock DeskMeet B660
128GBのメモリを搭載できる小型機として選定しました。
CPU: Intel Core-i5 13500
Core-i5の中でコア数の多い13500を選定しました。
CPUクーラー: Noctua NH-L9i-17xx
静穏性を考慮してNoctuaにしました。同型でオールブラック仕様のchromax.blackがあります。DeskMeetでは外から見えないため通常色にしました。
メモリ: SanMax DDR4-3200
パソコンショップで32GBx4のセット品を購入しました。
ストレージ: Kingston SSD NV2 2TB PCIe Gen 4.0 x4
遠慮なく仮想マシンを起動するために余裕をもって2TBにしました。
組み立て
DeskMeetのマニュアルにしたがって組み立てます。特に難しいことはありません。
最初の電源投入時、UEFIが表示されるまでかなり待ちました。組み立てミスを疑う気持ちがわきましたが、結局は少し待つだけで解決しました。
運用状況
予定通り、Proxmox VEをインストールして仮想化基盤サーバとして運用しています。
Core-i5 13500のCPU温度は40度程度で安定しています。負荷をかけても60-70度程度で問題ない範囲です。デスク横のラックに配置しています。CPUクーラーのファン回転音は耳を澄ますとかすかに聞こえる程度です。